オープン!生産者の顔が見えるレストラン Farmer's Table LABO@茨城県つくば市 [ つくば市]
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つくば市に生産者の顔が見えるレストランがオープンしました。
つくば市竹園にある2階建てビルの1階、左から2つ目にお店があります。
大きな看板がないお店。
「Farmer's Table LABO」さん。⇒Instagram:@ft_labo.tsukuba
【食材の生産者の顔が見えるお店】がコンセプトのレストランです。
地元茨城産の新鮮な食材を中心に美味しい食べ方を研究してお客へ提供し、さらに野菜や農家の加工品も販売する、というレストランです。
このお店は若いオジサン2人の共同経営。
ひとりは、つくば市森の里にある「おでん屋はずみ」の店主さん。
もうひとりは、稲敷市の農家「あかつきえん」の経営主さん。⇒Instagram:@akatsuki_en
お二人は、コロナ禍中の2022年1月に共同でキッチンカー「ハダオジカレー」をオープン。
地元農家の野菜を使用したグルテンフリーのキーマカレーを提供していました。
そして4月5日にこのレストランをオープンされました。
これに伴いキッチンカーの名称も「farmer's table LABO kitchencar」に変更。
オープン翌日のランチに伺いました。
初日はディナーのみの営業で、ランチ営業は2日目からでしたから。
野菜や農家の加工品も販売されています。詳しくはまた後ほど。
11時のオープン直後、本日最初の客として入店。
2人の経営者とアルバイトのイケメン男子が働いています。
厨房にいるのが「はずみ」の店主さん、フロアにいるのが「あかつきえん」の経営主さん。
お二人にお祝いのごあいさつをしました。
カウンター5席、4人掛けテーブル1卓、3人掛けテーブル2卓。
店内がニンニクの香りで満たされています。
店内の壁には食材を提供している生産者さんたちの写真が張ってあります。
メニューをご紹介。
実はちょっとわかりにくい部分があるので、そこも補足します。
ランチメニューは、季節の野菜プレートが、ビーフ、ポーク、チキンの3種。
さらに鉄板ナポリタン、キーマカリー。
ディナーメニューは、ランプステーキ、ジンジャーポーク、つくば鶏のグリル。
旬の野菜のグリルや野菜料理。
ドリンクメニュー。
ランチとディナーの料理が違っているように見えますけど、実はそうじゃない。
ランチの季節の野菜はディナーの旬の野菜のグリルのことで、これがこのお店のウリです。
そしてランチの、ビーフ、ポーク、チキンは、それぞれディナーのランプステーキ、ジンジャーポーク、つくば鶏のグリルです。
それらをディナーは単品で、ランチはワンプレートで提供しています。
ちなみに、ビーフは「常陸牛」、ポークは坂東市にある「⼭⻄牧場」の「三右衛門」、チキンは「つくば鶏」を使っています。
そしてランチのキーマカリーは、キッチンカー「ハダオジカレー」時代からのグルテンフリーのキーマカレーです。
今回は、季節の野菜プレートのことがよく理解できずに、キーマカリーをオーダーしました。
ドリンク付きにして、自家製ジンジャーエールをチョイス。
箸も入ったカトラリーセットが置かれます。
そして、お水とおしぼり。
まず、サラダが出されます。
大根サラダにミニトマトをトッピング、緑の野菜が添えられています。
大根は「あかつきえん」さん自家製。
ミニトマトは、稲敷市の「江戸崎トマト」さんのもの。⇒Instagram:@edosaki_tomato
ギザギザのある葉っぱは、ピリリと辛いワサビ菜。
丸っこい葉っぱは、胡麻の風味があるルッコラ。
どちらも土浦市乙戸で無農薬・無化学肥料の野菜を作る「ヘルシーソイル」さんのもの。⇒Instagram:@healthy_soil_vege
この写真の方たちです。
◆キーマカリー
カップ入りのミネステローネがついてます。
ミネステローネ。
いろんな野菜がいっぱい入ってます。
「あかつきえん」さんの野菜がいっぱい入ってる。
キーマカレーのプレートにも野菜がいろいろ添えられてます。
新タマネギと青菜のソテー。
この青菜、葉っぱは濃い緑色でほうれん草に似ているけど、茎や葉脈が赤くてカラフル。
「スイスチャード」という野菜で、「ふだんそう」とも言われる野菜です。
火を通すとカラフルな色が消えるので、サッと炒めてあります。
「あかつきえん」の自家製で、お店の前に、大きなポットに入った青菜です。
柔らかくて甘い新タマネギのソテー。
これも「あかつきえん」の自家製。
レンコンのソテー。
レンコンは土浦市の「市川蓮根」さんの生産物。⇒Instagram:@ichikawa_renkon
キュウリとニンジンのピクルス。
素材は「あかつきえん」さんの自家製。
さて本体のキーマカリー。
卵の黄身をトッピングしてもらいました。
この卵は、石岡市(旧八郷町)にある「のむらファーム」さんもの。⇒Instagram:@nomura.farm
平飼いで育てた鶏の有精卵という、こだわりの卵です。
採卵鶏って、普通はケージの中で身動きができない状態で卵を産み続けます。
でも「のむらファーム」さんでは、壁の写真のように、鶏が自由に動き回りながら卵を産んでいます。
そんな卵の黄身をとろーりと崩していただきます。
スパイスが利いたキーマカレーです。
辛口にしてもらったけど、とんちゃんには辛さ不足。
チリペッパーを常備しておくようにお願いしました。
ライスの米は、河内町にある「常南ファーム(株)」さん。⇒Instagram:@jyonan_farm
Tシャツの「RICE BASE」は米粉たい焼きのキッチンカーです。⇒Instagram:@rice_base
デザートに、アイスクリームといちごコンポート。
イチゴは、つくば市の「苺家」さんの生産物。⇒Instagram:@tsukuba_ichigoya
イチゴの香りがいい、甘さ控えめのコンポートと冷たいアイス。おいしい。
◆自家製ジンジャーエール
ミントがトッピング。
甘さ控えめで、ジンジャーが爽やか。
ストローは、プラスチックじゃなく、紙製です。
食後のお茶は和烏龍茶。
あっさりした味わいの烏龍茶です。
猿島郡境町は「さしま茶」と呼ばれている茶の産地。
そこの茶農家「石山製茶工場」さんの製品。⇒Instagram:@ishiyamacha
なんと栽培・製造・販売まで一貫して行っているそうで、ウーロン茶や紅茶も製造している。
こんな若いご夫婦です。
最後にお店の前で売られていた野菜や農家の加工品について。
細めのネギは1本20円!
「あかつきえん」さんのお隣の農家のネギです。
加工品が2種。
右は、「なかむら農園」さんのにんじんジュース。⇒Instagram:@nakamura_organic_farm
石岡市八郷で有機栽培したニンジンのジュースです。
店内に「なかむら農園」さんのご家族の写真があります。
左は、なんと!カボチャのチョコレート!
稲敷市で江戸崎かぼちゃを生産している「HIGE KABOCHA」さんの製品です。⇒Instagram:@hige_kabocha
生産者の顔が見える食材を使う、というこだわりのレストラン。
食材の味や安全性を大切にしているお店です。
次回はお店オシの野菜グリルをいただきたいと思います。
お店に入った時に「店内がニンニクの香りで満たされて」いたのは、野菜グリルにつけるバーニャカウダソースを作っている香りだったんです。
ごちそうさまでした。
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