超お得コースランチ、今回はフレンチ&イタリアン 学生レストラン@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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ひたち野うしくで開催された学生レストランへ行きました。
レストラン「グルマン」さん。パン屋「ミーモ」さんがあるビル。
ここが「つくば栄養医療調理製菓専門学校」の本館。⇒Instagram:@koyo_tukuba
2024年2月3日(土)11時から学生レストランが開催されました。
会場はビルの2階。
入口は建物の裏手です。
学生レストランの店名は「Le lien」。
「Le lien」(ルリアン)とは、「つながり、縁、絆」という意味です。
今年度の学生レストランは3回目。
1回目も2回目も美味しかったですよ。
・1回目は7月:未来の調理師がつくる限定ランチは超オススメ
・2回目は9月:調理師の卵がつくるパラパラ炒飯の中華コースに感動
1回目は洋食風のおとな様ランチ、2回目は中華でした。
そして3回目の今回は、フレンチ&イタリアン。
学生レストランは、もう1回予定。2月に開催される「卒業展」で開店します。
その情報は記事の最後に・・・。
11:15に着いたら、もう待ち客の行列が出来ていました。
1階の廊下に並べられた椅子で30分待って、2階へ上がります。
2階に受付。そこの前の椅子でさらに待つ。
食事に来ていたちゃんみよさんにお会いして、ご挨拶。
受付横のテーブルに料理のサンプルが並んでいます。
料理のテーマは「僕たちの集大成~食べて茨城 彩りコース」1200円。
内容はフレンチとイタリアンのコースです。
ただし限定80食。
だからオープンと同時に皆さん並んでらっしゃるんです。
コーヒーまたは紅茶は100円。安い!
料理内容について、大きなパネルに説明が書いてあります。
前菜は3種盛合せ。
テリーヌ、インボルティーニ、アランチーニ。
スープは、さつまいものポタージュ。
メインは蓮根を使った料理で、2種類から選びます。
1つは、白身魚のタプナード焼き~レンコンのガレット添え~。
もう1つは、蓮根のグリル~ミルフィーユ仕立て~。
蓮根に鶏ひき肉を挟んで焼き上げたもので、すりおろし蓮根を使ったとろみがあるソースをつけてあるって。
「ソース」って書いてあるけど、ソースの名前がないよ。
どんなソースか聞いたら、ケチャプとウスターソースを混ぜたものだって。
でもこのソース、正式な名前がないんですって。だから単に「ソース」って書いてある。
BBQソースとかハンバーグソースとか言われてるけど、俗称なのね。
パンは2種類。バゲットとルントシュトック。
デザートは、いちごのセミフレッドタルト。
料理は茨城県産の野菜をたくさん使っていて、各料理に使っている野菜の産地が一覧にしてあります。
20分待って、やっと順番が回って来ました。
受付でメイン料理を選択して料金を支払います。
白身魚のタプナード焼きをチョイス。ホットコーヒーも追加。
そしていよいよ「Le lien」(ルリアン)に入店です。
フロア係りの学生さんが席まで案内してくれます。
スタッフの佐々木先生にご挨拶されちゃった。学生レストラン常連だもんな。
調理実習用の調理台がテーブル。
紙製のランチョンマットとカトラリーがセットされています。
ランチョンマットにメニューが書かれています。
フランス語で「C'est délicieux!」(セ・デリシュウ)、「おいしいです!」って言ってる。
セットされたカトラリー。
フォークの歯の間にナイフを立てる、という技を使っています。
お水が出されます。
レモンの香りが清々しいレモン水です。
前菜3種盛り。
茨城県産野菜を使った野菜のテリーヌ。
左から、アスパラ(緑)、黄パプリカ(黄)、ニンジン(赤)、さつまいも(クリーム)、赤パプリカ(赤)、ブロッコリ(緑)と、鮮やかな色彩を組み合わせ、それらを透明感ある白菜で包んである。
バジルマヨネーズソースを合わせていただきます。
バジルのいい香り、そしてベジブロス(野菜出汁のコンソメスープ)のゼリーが口の中で溶けます。
インボルティーニ。
「インボルティーニ」はイタリア語で、巻く、包むという意味。
インゲン豆を鶏肉で巻いてベジブロスで煮込んだもの。ハニーマスタードソースがトッピング。
下には茹でキャベツが敷かれています。
マスタードの香りと辛さがアクセント。
アランチーニは、ライスコロッケ。
アランチーニは、シチリアとナポリ名物のライスコロッケ。形が丸くてオレンジに似ているので、アランチーニ(小さなオレンジ)という名がついています。
トマトソースがかかっていて、美味しい。
ところで、すべての食器に学校法人 晃陽学園の校章が描かれています。
そしてそれが正面を向くように客に提供されます。 これも勉強なのね。
さつまいものポタージュ。
茨城県産紅はるかを使ったポタージュです。
さつまいもの皮をオーブンで焼いてトッピングした、と説明に書いてあったけど、これは緑色してる。変更したかな?
まったりした食感で、サツマイモの甘さが美味しいです。
メイン料理の白身魚のタプナード焼きとパン。
白身魚のタプナード焼き~レンコンのガレット添え~。
黒オリーブ、アンチョビ、オリーブオイルなどで作った「タプナード」というペーストを白身魚に塗り、オーブンで焼き上げたもの。白ワインのクリームソースの上に置かれています。
スナップエンドウとソテーした蓮根がトッピング。
タプナードは黒オリーブの香りが印象的。魚はタラかな。
クリームソースやトマトソースも加わって、深みのある味わいです。
レンコンが魚の下にもありました。
上下にレンコンがあるけど、なんで「レンコンのガレット」なんだろ。
「ガレットって、そば粉などで作ったクレープのことじゃない?なんでレンコンがガレットなの?」
学生さんに質問したら、誰かに確かめに行って、答えてくれました。
ガレットとはフランス語で”丸く焼いたもの”のこと。レンコンの輪切りも丸いから、ガレットと言ってもいい、という回答でした。
ふーむ。しかし・・・
何かの生地を丸く焼くものがガレットであって、元々丸いものを焼いてもガレットとは言わないと思いますよ。
2種類のパン。
輪切りがバゲット。フランスのパンですね。
丸いのがルントシュトック(Rundstück)でドイツのパン。「ルント」(rund)は丸い、「シュトック」(stück)はものという意味。
どちらも牛久産のパン用小麦品種「ゆめかおり」の小麦粉を使った自家製パン。
ふんわりした食感のパンです。
デザートは、いちごのセミフレッドタルト。
イタリア語で「セミ」(semi)は半分、「フレッド」(freddo)は冷たいという意味で、半解凍状態のアイスケーキのようなスイーツのこと。
タルトの上にいちごアイスケーキが載っている。
霞ヶ浦産いちごとミックスベリージャムが添えています。
そして2色のペースト。どちらも苦味があります。
デザート担当の学生さんに聞いたら、緑色が抹茶、茶色がキャラメルだそうです。セミフレッドに酸味があるので、苦味を加えるために添えていんですって。
なるほど、甘味、酸味に苦味が加わって、美味しさに広がりが出ています。
ホットコーヒーは、マシンで淹れたもの。
安定した美味しさですね。
このコースで1300円は超お得!としか言いようがないですね。
ごちそうさまでした。
階段に「卒業展」のポスター。
2月10日に第21回卒業展が開催されます。
昨年の卒業展もいろんなイベントやレストランがあって、とっても楽しかった。
第20回卒業展の過去記事⇒おいしいものいろいろ「卒業展」
土浦市に老舗洋食店「レストラン中台」さん、キッチンカー「佐和屋・天」さんも出店されるそうです。
レストラン中台⇒Instagram:@restaurant_nakadai
佐和屋・天⇒Instagram:@sawaya.tempura
次回の卒業展にも絶対に来るぞ!
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