肉の旨みがある高コスパのハンバーグ レディバーグ@北海道札幌市 [ 北海道]
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年始に札幌に帰省したときのことを断続的にアップしています。
イオン札幌桑園店のフードコートでランチしました。
「レディバーグ」さん。⇒Instagram:@readyburg
2023年11月29日にオープンしたお店です。
【牛農家直営のすぐ出る煮込みハンバーグのお店】とあります。
このお店のハンバーグのウリの1つは、「すぐ出来る」ってこと。
インスタには【提供30秒】と謳っています。
「READY GO! and HUMBURG」という看板。
「レディ・ゴー!ハンバーグ」を略して「レディバーグ」が店名なのね。
意味は「用意、ドン!そしたらハンバーグ」ってところ。
すぐ出来るハンバーグだね。
そしてこのお店のもう1つのウリは【牛農家直営】ってこと。
お店のオーナー会社は牧場も経営している。
オーナーは、酪農家への人材派遣を行う「札幌エージェント(株)」。
同社は2011年、美深町に牧場「札幌エージェントファーム」を設立。100頭以上の乳牛を飼育して、派遣する外国人の研修を行っています。
そして2023年に相次いで飲食店をオープン。
2月には牧場直営の生仕立てドーナツ専門店「MILK DO dore iku?」(@milkdodoreiku)、8月には牧場フライドジェラート専門店「フライドミルク」(@fried_milk815)。
両方とも牧場の牛乳を使ったお店でしょう。
5月には「牛農家直営 うし煮込み 磯田屋」(@ushinikomi.isodaya)。牛モツを使ったお店でしょうね。
そして11月、ここ「レディバーグ」をオープン。牛肉を使ったお店ですね。
このお店は、自社牧場の廃用牛を利用して安価なハンバーグを提供しています。
酪農では、高齢で乳量が減ったり繁殖障害のあるメス牛は廃用牛としてと畜されます。一部は食肉にもなりますが、肥料や革製品などになります。乳を搾れないオス牛は肥育されてから食肉(スーパーの「国産牛」)になります。
そんな廃用牛を食肉として有効活用しようと設立されたのがこのお店です。
ハンバーグはデミグラス煮込みハンバーグ。
レギュラーのほかに、トッピングがチーズ、カレー、エッグ、ホットチリ、厚切りベーコン、野菜炒め、エビバター、ホルモンとあります。
デフォルトはハンバーグとライスのセットで、追加でサラダ&みそ汁のセットなどがあります。
お店オシは、とろけるチーズバーグとカレーバーグ。
チーズバーグは、モンブランみたいにチーズがトッピングされていて、映えますね。
北海道大食いグルメインフルエンサー「るいくん」(@rui.hokkaido )を公式アンバサダーに任命したそうです。
さて、オーダー。
インスタ映えを狙うなら、とろけるチーズバーグですね。
でもそれを無視して、デフォルトのレギュラーバーグを味噌汁・サラダなしで。
30秒間だという調理の様子を観察しました。
コンロに鉄板を置いて、加熱済みの野菜を載せる。
鍋で煮込んであるハンバーグ。
隣にはデミグラスソース。
鉄板にハンバーグを載せて、デミソースをかける。
熱々の鉄板の上でデミソースが沸騰しています。
このお店は、ご飯にもこだわりがあります。
羽釜で炊いたご飯を使用。
お米は、鷹栖町の「たかすタロファーム」のふっくりんこ。
◆レギュラーハンバーグ
出来上がってすぐにはデミソースがグツグツと沸騰しています。
ドレッシングと魔法のスパイス。
魔法のスパイスをかけてみた。
肉汁ドバっ!のハンバーグじゃない。
煮てすぐにはそうなるかもしれないけど、煮込むから肉汁ドバにはならないでしょう。
煮込んであるので柔らかく食べやすいですね。
インスタには【箸で"サッ" 口の中で"シュワ" 幸せとろり煮込みハンバーグ】とあります。
ふわふわじゃない。しっかり加熱されているからね。
しかし肉の味がしっかりしている。
普通のミンチ肉に加えて粗挽き肉も入っているようで、肉の食感があります。
デミグラスソースは酸味がある。トマトの酸味でしょうか。
ソースを野菜にからめると美味しい。
ライスが少なめに見えるのは、丼に盛られているから。
丼飯が食べたい人は大盛りにするのがいいですね。
鉄板にたっぷり残ったデミソース。
ライスをオン!
混ぜればデミソース飯。
ライスと混ぜると酸味が和らいで、なかなか旨いですね。
デミソースをさらって、きれいに完食。
ジューシーさを求めると期待に外れます。
しかし牛肉の味を味わうにはコスパが高いハンバーグです。
ごちそうさまでした。
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