ヤミツキになる旨さ、辛口おでんキンパ ハリカキッチン [ キッチンカー]
この投稿をInstagramで見る
稲敷市の直売所で開催されたキッチンカーフェスタでのこと。
場所は 「いなのすけ市場」さん。⇒Instagram:@inanosukemarche
ここは稲敷市が開設する直売所です。
そこで、さる1月27日に「キッチンカーフェスタ」が開催されて、キッチンカーが集合しました。
キッチンカーは全部で5台。
「ハリカキッチン」さん。⇒Instagram:@hari_ka1224
韓国料理のキッチンカーで、今日は美人のママさんとイケメンのパパさん、2人で営業中。
ここに来る前、「新利根マルシェ」へ立ち寄りました。
そのとき「おいもぷらす」さんから、ハリカキッチンさんのキンパの新メニューが辛くて美味しいよ、と教わったんです。
なので、今回はそれを目当てにやってきました。
そしたらそれが、ヤミツキになる旨さだったんです。
メニューはキンパが3種類。
韓国おでん、ビビンバ。
スナックのホットク、ソットクソットク。
甘いあんこホットク、甘辛いプリンクルホットクもある。
可愛いポロロジュースも並んでます。
で、教えてもらった新メニューの辛いキンパっていうのはこれ!
辛口おでんキンパ。
おでんとキンパじゃなくおでんのキンパなんです。しかも辛口。
「おでんキンパ」って、いったいどんなものなのか。
ともあれ1つオーダーしました。
◆辛口おでんキンパ
見た目は普通のキンパです。
しかし断面がかなり赤い、というかオレンジ色ですね。
中に入っているのは、ハム、キュウリ、ニンジンとキンパに必須のタクワン。
そしてピリ辛炒めのさつま揚げがいっぱい入っています。
「おでんキンパ」とは、さつま揚げキンパのことなんです。
なんでそれが「おでんキンパ」なのか?
そもそも「韓国のおでん」ってなにか?から説明しましょう。
韓国語には「オデン」(오뎅)という、日本の「おでん」由来の料理があります。
具材は、大根、コンニャク、トッポギなども使いますが、メインは白身魚の練り物を揚げたもの。要するにさつま揚げです。
韓国語では「オムク」(어묵)と言います。
そして韓国おでんの特徴は、それら具材を長い竹の串に刺した串おでんです。
日本でもタコや牛スジは串に刺していますし、静岡おでんや高松おでんは串おでんです。
戦前の屋台のおでんは串おでんが一般的だったらしく、それが韓国に伝わったらしい。
というわけで、韓国の「オデン」は、オムクの串おでんがメインです。
オムクは韓国に古くからある食材で、いろんな形があります。
しかし、オデンで一般的なオムクの形は、ちょっと変わっている。
ハリカキッチンさんのた「韓国おでん」はこんな感じ。(過去記事⇒寒い季節に韓国おでん)
薄くて四角いオムクを折り曲げてジャバラのようにウネウネと波打たせて、串に刺したものが一般的なんです。
韓国では、「オデン」のメイン具材が「オムク」だから、オデンとオムクの混同が起こっています。
「オデン」のことを「オムク」と言ったり、逆に「オムク」、特に四角いオムクを「オデン」と言ったりしています。
だから今回食べている「おでんキンパ」は、正しくは「オムクキンパ」というべきなのです。
実際に韓国でもそうともいわれています。
とはいえ具材に使うオムクはオデン用の四角いオムクです。だから「オムク」では意味が広すぎるので、「おでんオムクキンパ」というのが正確ですね。
具材のオムクは、唐辛子で辛く炒めてあるので辛い。かなり辛口です。
だから好き!ヽ(^◇^*)/
端っこは、具材が飛び出て、手巻きっぽい感じで美味しい。
こいつはヤミツキになるキンパです。
ごちそうさまでした。
コメント 0