南インドのカレー定食(ミールス)専門店 てるてる坊主@茨城県つくば市 [ つくば市]
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インドカレーとはマッタリ系カレーをナンで食べるもの、と思ちゃいませんか?
それは北インドの食べ方なんです。
正確に言うと、通常はナンじゃなくてチャパティ(ロティ)などと食べるのですが。
広いインドには、それと違ったカレーがあるんです。
南インドではサラサラ系カレーをライスで食べる。
でも南インドカレーを提供する店は茨城県南にはほとどない。
そんな茨城県南で、南インドの定食・ミールスを提供する貴重なお店がある。
ただし夏季限定、月に2日だけ営業という激レア営業。
つくば市二の宮にあるそのお店へ再訪しました。
(雨が降っていて車の中から撮った写真)
店舗は「Kitchen&Dinner DJANGO」(キッチン・アンド・ディナー ジャンゴ)さん。⇒Instagram:@kitchendinner_django
ここでヤドカリ営業しているお店。
「てるてる坊主」さんです。。⇒Instagram:@teltel_bows
看板もポスターもないから、知る人のみぞ知るお店です。
10月9日が今年最後の営業日でした。(過去形)
とんちゃんは前回営業日に引き続いての再訪です。
⇒過去記事:激レア営業、南インド・ベジタリアンミールスのお店
メニューは1つだけ。南インドの定食=ミールス。
しかもピュアベジタリアンミールス。
店主さんが作った自家製野菜を使ったベジミールスです。
自家野菜だけを使っているから、トマトが穫れる夏季だけの営業なのです。
料金は通常は1300円。
でも今年の最終営業の今日はドネーション(寄付)方式で、利用者が提供したい金額をお支払いします。0円でもいいし、1万円でもいい、ってわけ。
オーダーはベジミールスを「大盛り」でお願いしました。
◆ピュアベジタリアン・ミールス・大盛
ステンレス製のターリー皿(大皿)にバナナの葉が敷かれ、カレーとライスが盛られている。このバナナの葉も店主さんが育てたバナナの木からとったものですって。
ターリーの中央にライス。
その周りカレーなどのおかずが置かれ、カトリ(小鉢)にスープが入っている。
ライスは2種類のインディカ米と日本米・ササニシキのミックス。
ライスにかかっているカレーは、豆と野菜の煮込みのサンバルで、ミールスの主役。
間引き大根、オクラ、トマト、菊芋などが入ってるそうです。
黒大根としずむらさきのアチャール。
アチャールはインドの漬物で、これはかなり漬け込んだものみたい。
里芋とインゲンのポリヤル。
ポリヤルは汁気のない野菜炒め。
カレーリーフが入ってる。
ハスの実、ブルーベリー、ビワ、ドライトマトのミックスアチャール。
日本人の感覚だと、このアチャール(漬物)だけでご飯が食える味です。
器(カトリ)にはトマトラッサムというスープ。
甘酸っぱい味で、カレーリーフの香りが効いています。
ミニトマトが美味しい。
カボチャ、里芋、ゴーヤなどの野菜カレー。
これらをライスにかけていただきます。
カレー類はシンプルな味で野菜の美味しさを味わう感じ。
それらを混ぜるので複雑な味わいになります。
今回の料理は辛さを控えてあるそうです。
辛味が欲しい人用に素揚げ唐辛子が器に数種類入ってる。
かじりながらカレーライスを食べました。
鷹の爪に似た唐辛子。これは辛い。
長い唐辛子。
丸い唐辛子。(写真は前回のもの)
旨味があるけど、あんまり辛くない。
全部食べ終わって、お替り。
「同じ量で」ってことは大盛りでいただきました。
◆ピュアベジタリアンミールス大盛・お替り
さっき気が付かなかったふりかけのポディ。
ポディは豆で作ったふりかけで、これは落花生と鬼胡桃のポディらしい。
里芋とインゲンのポリヤルにはカレーリーフがいっぱい入ってて、いい香りです。
終盤は全部をマゼマゼしていただきます。
インディカ米とあっさりした野菜カレーだから、ヘルシーだし胃に優しい。
日本人にも馴染みやすい味だと思います。
私は好きで、毎日食べても飽きない感じ。
でもインパクトがないから、お店の料理として日本人に人気が出ないのかな。だとしたら残念です。
とんちゃんは、また来年、お会いできるのを楽しみにしています。
ごちそうさまでした。
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