店内は明るくて清潔感があります。
店員さんは男性２人。
タイ料理店で「パヤオ」というと、阿見町にあった「タイレストラン・パヤオ」を思い出します。（現在は「カオコー」）。
男性に聞いたら、その「パヤオ」をやっていた人だって。あら、そうなの！
「ラーンカオゲーン」の屋台風にしたくて、こんな店にしているんだそうです。
４人掛けテーブルが３卓の小さなお店。
カウンターの上には「ぶっかけ飯屋」風に料理が並んでいます。
手前から、グリーンカレー、レッドカレー。
ガパオ、豚肉のニンニク揚げ。
テーブルにつくとドリンクとおしぼりが出されます。
ドリンクはウーロン茶。
実はドリンクはセルフでいただけます。
ウーロン茶の他に緑茶、コーヒー、オレンジジュースもあります。
ランチメニュー。
タイ語は「ร้านข้าวแกงพะเยา」（パヤオ・ラーンカオゲーン）って書いてます。
ごはん物と麺類。
タイ語のカタカナ料理名とその説明があります。
看板にあった「クイティアオナムトック」「クイッティアオナムサイ」が麺類のトップ。
でも「白いスープ」と「黒いスープ」っていう説明はわかりにくい。
クイッティアオナムサイは、塩味やナンプラー味の透明スープです。
クイッティアオナムトックは、血が入っているので、黒いスープになってます。
２枚目のランチメニュー。
ランチはスープとデザート付きです。
食べたいものはいろいろあるんだけど、グリーンカレーにしました。
タイ語では「ゲーンキョウワーンガイ」。
「鶏肉のグリーンカレーのせご飯」という説明が書いてあります。
テーブルにはスプーン＆フォークに割り箸。
そして調味料セット「クルアンプルン」が並べられています。
◆ゲーンキョウワーンガイ
まさにぶっかけ飯。
ライスはタイ米と日本米のミックスです。
少し食べたところでスープが遅れて到着しました。
遅れてスープが出てくるところがタイ流なんだろか？
スープは塩味で、タイのネギ・トンホームとパクチーが散らされていて、エスニック風味です。
ゲーンキョウワーンガイ。
グリーンカレーのことですね。
「ゲーン」は汁物、「キョウ（キャオ）」は緑色、「ワーン」は甘い、「ガイ」は鶏肉のこと。だから「ゲーンキャオワーン」は、「甘味のある緑色の汁物」ってこと。
「辛い」じゃなく「甘い」です。
鶏肉のほかに、ピーマン、赤ピーマン、そしてナス。
青い葉っぱはタイバジル。
「ホーラパー」という名で、スイートバジルの一種。
ガパオライスに使う「ガパオ」というのもタイバジルで、こっちはホーリーバジルの一種。
さてグリーンカレーの味は・・甘い。
そしてほんの少し辛い。
辛味が苦手の日本人にも絶対に食べられる辛さレベルです。
こんなにも辛くないグリーンカレーは初めてです。
辛さは調味料で調節します。
「クルアンプルン」は普通は４種類だけど、６種類あります。
左が乾燥唐辛子のプリックポン。
辛くするには、これをかけるのか？って聞いたら。
そしたら、ライスにはナンプラーに唐辛子を入れたプリックナンプラーがいい、とお兄さん。
これがプリックナンプラー。
なので、両方かけてみた。
カレーにはプリックポンを。
これ、あんまり辛くないのね。
ライスにはプリックナンプラーを。
こっちの方が断然辛い。
これでやっと辛いグリーンカレーになりました。
食事が終わるとデザートが出されます。
タピオカココナッツミルク。
甘いココナッツミルクの中にプチプチのタピオカ。
爽やかで美味しい。
食事が終わり、ドリンクバーでアイスコーヒーをもらって飲みました。
飲んでいる途中で、「お会計をお願いできますか？」と店員さん。
こんなタイミングで会計を要求するところがタイ風なのかも。
と、そこへ美人のタイ人女性が２人入店。
もう少し店に居たいなぁ・・と思いつつ、アイスコーヒーを飲み終えてお店を出ました。
税込み880円で、スープ、デザート、ドリンク付きはコスパが良いですね。
ごちそうさまでした。
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