オープン!四川の麺専門店 担担麺ロシュー@茨城県つくば市 [ つくば市]
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つくば市にオープンした担々麺専門店でランチしました。
「担担麺ロシュー」さん。
11月2日オープン。
ここは、ガチ四川料理の「麻辣十食」の姉妹店。⇒麻辣十食 X(twitter):@malajyuusyoku
ガチ四川がマジ美味しいです。⇒過去記事:ガチな四川料理と滷味の店 麻辣十食
壁の看板にある「瀘州」の小さな押印に注目!
瀘州とは四川省南部にある瀘州市のこと。
このお店と「麻辣十色」の女性オーナー孫麗さん出身が瀘州市なのです。
それで店名を「ロシュー」としたわけ。
瀘州のことを知ってもらいたい、と孫さんが話していました。
ここは正確に言うと「担担麺専門店」ではなく「四川の麺専門店」です。
どう違うのかは後ほど。
開店祝で贈られた花が並んでいます。
「ロシュー前」のバス停が立ってて面白い。
この前で開店20分前から待機して、初日に一番乗りで入店しました。
店内に入って右手にレジやトイレがあります。
先陣を切って入店したときには、ここにお店の方々が並んで、オープン早々に入店した客を迎えてくれました。
左手に客席。カンターが6席、テーブルが6人用1卓、4人用1卓。
奥にもテーブルがあるようです。
「菅野製麺所」の麺を使っているようです。
お水はポットからセルフで。
オーダーはスマホで行います。
汁なし担担麺、ロシュー汁なし担担麺、手打ち黒担担麺。
汁ありの、紅・担担麺、白・担担麺があります。
メニューを少しだけ説明しましょう。
汁なし担担麺:日本でも認知されるようになった本来の担担麺です。
ロシュー汁なし担担麺:中国の「燃麺」のことで、瀘州で普通に食べられている汁なし麺。
紅・担担麺:中国の「紅湯雑醤麺」のこと。「雑醤麺」は豚肉入りのまぜ麺のことで、豆板醤を使っている。「紅湯」は、チラシに「ラー油入り鶏ガラスープ」とあり、紅油=辣油入りの汁あり雑醤麺。
白・担担麺:中国の「白湯豌雑麺」のこと。チラシに「エンドウ豆と鶏ガラスープ 」とあるけど、煮込んだペースト状の豌豆(エンドウ豆)をトッピングした「白湯」の汁あり雑醤麺。
参考:X「四川フェス バンコク滞在中」
担担麺だけじゃなく、燃麺、汁あり雑醤麺が並んでいる。
だから「担担麺専門店」じゃなく「四川の麺専門店」なんです。
店主の孫麗さんにお聞きしたら、ロシュー担担麺を食べてほしい、とのことなので、ロシュー担担麺をオーダー。辛さは。普通と辛さ控えめが選べて、もちろん普通で。
エプロンを出してくれるので、それをかけて料理を待ちます。
◆ロシュー汁なし担担麺(燃麺)
スープ付きです。
「よく混ぜて食べてください」と店員さんにアドバイスされます。
ネギを散らしただけだけのスープは、意外に濃厚な出汁で、美味しい。
鶏ガラだけじゃなく豚も使っているのかな?よくわかりません。
深い器に入った麺。
ロシュー汁なし担担麺の中国名は「燃麺」(ランミェン)。
トッピングは、そぼろ肉、落花生、青ネギ、白ゴマ。
黒っぽく見えるのは芽菜です。
芽菜は、乾燥させた青菜の芽を五香粉と塩で漬け込んで発酵させたもの。担担麺などにも必須の食材だそうです。
現地では、単なる「燃麺」にはそぼろ肉は入らず、肉ありの燃麺は「葷燃麺」(フンランミェン)と呼ばれるらしい。
麺の下に醤油や辣油があります。
燃麺には、担担麺のような芝麻醤や胡麻ダレは使っていません。
だからしっかり混ぜ合わせる。
混ぜると油そばみたいなルックスです。
味は辣油と醤油。唐辛子と花椒が少し効いている。
っていうか唐辛子の辣味も花椒の麻味もとても控えめ。
卓上にある調味料。
大きな器に入った辣油をかけます。
唐辛子がたっぷり入った辣油をかける。
少し辛くなりました。
唐辛子も花椒も、もっと効かせた、四川本来の麻辣味で食べたいな。
麺を食べると具が大量に残るんだよね。
スプーンで具をいただきます。
これがほんと、美味しいんですよ。
◆水餃子
オープンサービスの水餃子が出されました。
醤油と辣油をかけていただきます。
もっちりした皮の中にスープが溢れる餡が入っていて、とても美味しい。
会計をした後で孫さんといろいろお話し。
麻辣味のレベルについては検討中。
日本人の多くは、唐辛子の辛さ(辣味)に弱いし、花椒の痺れ(麻味)には全く慣れてない。辛さレベルをいくつか設定したいとのこと。ぜひそうして、四川本場の麻辣味で食べさせてほしい。
汁なし麺の食べ方。
最後に具が残ってしまうんだけど、現地ではどうやって食べるのか聞いてみた。
日本人は麺を先に食べるので最後に具が残ってしまう。しかし現地では、具を食べながら麺を食べるので、むしろ具が先に無くなってしまうそうです。
スプーンを使って具を食べながら麺を食べるのがいいんですね!初めて知りました。
追い飯。
具が残るので、追い飯用の白飯をメニューに追加したいそうです。日本人にはその方がいいですね。
四川では、そんな食べ方しないでしょうけど。
夜営業について。
四川の麺料理はランチタイムのみの営業。夜営業は、別のスタイルで計画しているとのこと。
四川麺料理の「ロシュー」さんとガチ四川料理の「麻辣十色」、ともに本格的でとてもいいお店です。
ぜひまた再訪したいです。
ごちそうさまでした。
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